本物とにせもの？
といったら語弊がありますが、エネマグラという名前を名乗れるのは極一部の商品だけだというのはご存じですか？

通称エネマグラと呼ばれる前立腺を刺激するためのこの器具、元々は器具ではなく、指を直腸に入れて前立腺マッサージをすることで、中に溜まった古い前立腺液を絞り出していたそうです。
皆さんご存じの通り、これは前立腺炎、前立腺肥大症などの治療のために行われていた者なのですが、アメリカの泌尿器科医ジロー・タカシマさんが直腸に指を入れなくても治療ができる器具を開発しました。
これが全ての始まりです。
タカシマさんは1997年にHigh Island Health社(HIH)を設立し、この器具をPro-Stateと名付けて販売をはじめました。

ココに声を掛けたのが三牧ファミリー薬局を運営する有限会社光漢堂。
HIH社と日本での代理店契約を結び、エネマグラと名付けて販売したのが”エネマグラ”の始まりです。

ちなみに名前の由来は、
・浣腸を意味する英語のエネマ
・勃起不全薬で超有名なエネマグラ
これを合わせた造語なのだとか。

その後、代理店契約は終了となりますが、商標を持っている光漢堂は独自に開発し、現在に至ります。

アメリカで生を受け、日本で育ったのがエネマグラ。
現在は設計も日本人の手によって行われているので、日本人の体に最も適したものは正規品のエネマグラだと私は思っています。

昔のウォークマンを思い出すような物語ですね。
これが通じるあなたは昭和世代。
私と同世代です。