アナルは危険なのか?

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アナルセックス=エイズ発症

そう思っている方もけっこう多いかと思いますが、そもそもなぜアナルで感染するのか?というのはご存じでしょうか?

お互いの粘膜がふれあうことで感染する、性感染症というジャンルの病気があります。
クラミジア、性器ヘルペス、梅毒などの他に最も恐れられているのがHIVかと思います。
一般的な性病は薬で完治するものも多い中、HIVはまだ対策ができあがっていません。

ちなみにHIV=エイズというイメージが一般的に広がっていますが、それも間違えです。

HIVとはヒト免疫不全ウイルス(Human Immuodeficiency Virus)の略です。
エイズ(AIDS)は、後天性免疫不全症候群(Acquired Immunodeficiency Syndrome)。
HIVに感染した人が免疫不全低下により合併症を引き起こした状態を言います。
つまりHIVに感染していてもすべてがエイズではなく、発症しないように抑える薬は出ています。

HIVは通常のセックス、輸血、さらには母乳経由での感染もありますが、アナルセックスでの感染のリスクが高いことが問題視され、それが歪曲し、アナルセックス=エイズ、HIV感染=同性愛者というような間違った知識が日本では広がっています。

では、なぜアナルセックスで感染しやすくなるのでしょうか?
それは粘膜の問題といわれています。
アナルセックスの場合、射精された精液は肛門内、腸内に届きます。

これらのエリアは外部から異物が入ってくることを想定していないので粘膜が傷つきやすいのです。
そこから出血をしたりすることで感染が広がります。

そう。
これをわかればなぜ感染するかがわかるかと思います。
アナルセックスが悪いのではなく、ちゃんとコンドームをつけること。
これが大切。

さらに言えば、Enemagra(エネマグラ)の場合は清潔に保っていれば安全なのです。

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